今回のEPは偶然この星、特に、生きる事に執着しなくても生活ができてしまうような発展した社会に産み落とされた人々が、苦しい思いをするたびに生きる理由を探るような過程の中で、その人生に架空の意味付けをしていく様を描いた作品となっており、架空の大陸を意味する”Lemuria” と名付けました。pothosでの虚無から時間が経ち、人それぞれが自分の生に架空の意味を与えていくような感じです。 それを踏まえ音楽的な側面では、インディーロックを基調としつつ浮遊感のあるシンセサイザーの音が入り込み音の中に溶けていくような曲が中心になっておりpothosにあった衝動、棘のある部分からその棘を使って空を飛び、受け入れていくような曲に仕上げています。