まるで幻の月をみていたような

まるで幻の月をみていたような

武市和希(Vo/G/Key)、井上雄斗(G/Cho)、坂東志洋(Dr)による京都発のmol-74(モルカルマイナスナナジュウヨン)のミニ・アルバム。流行りのダンサブルな4つ打ちではなく、心臓の鼓動のようなプリミティヴなバスドラが牽引する実質的なオープニング曲「フローイング」、ドラマチックなピアノの旋律が印象的な「バースデイ」や、アコギによる弾き語りの「透過」を経て、アルバム終盤では壮麗なストリングスのアレンジも加わるなど、幅広い曲調に挑んだ意欲作。

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