思い出は記憶の積み重ねであり、生きてきた証だと思ってる。寒気がする春の朝、梅雨が鬱陶しい夏の日、暖かい日を浴びる秋の夕方、誰かと一緒に過ごす冬の夜中。記憶の欠片を一つずつかき集め、誰かを覚えるための唄になる。