Pasadena Park
「LIGHT MELLOW 和モノ669 / SPECIAL」、「JAPANESE CITY POP」掲載。細野晴臣によるグループ命名の山本潤子、山本俊彦、大川茂の3人によるコーラス・グループ「ハイ・ファイ・セット」の'84リリースのアルバム。杉真理、井上鑑、松任谷由実、伊藤銀次、南佳孝等のライター陣が参加。演奏は山木秀夫、上原裕、林立夫、渡嘉敷祐一、岡沢茂、岡沢章、今剛、鈴木茂、新川博、国吉良一、ペッカー、浜口茂外也、JAKE H.CONCEPTION、土岐英史等豪華面子が参加。作詞作曲:杉真理、編曲:井上鑑。先述の「JAPANESE CITY POP」誌では「この時代の代表曲でその後のグループの方向性を決定付けた重要曲」とレコメンされたCITY POPマエストロが手掛けたシチズンウォッチ「19才 リビエール」CMイメージ・ソングに起用された杉のメロディー・メーカーとしての才能が遺憾なく発揮された陽気で軽快なスウィンギー・ポップの名曲"素直になりたい"、メンバーの山本俊彦のソングライティング・センスが感じられるスウィンギー・ポップ名曲"水色のワゴン"、伊藤銀次作のサマー・ポップで日本のマンハッタン・トランスファーといえるハーモニーを聴かせるアーバン・チューン"7月のクリスマス"、グルーヴィーなCITY POPダンサー"1999"、南佳孝作のダンサブル・ナンバー"MAGIC MOUNTAIN LADY"、アルバムのラストを飾った過ぎ去りしキャンパス・ライフを懐かしむ卒業ソングの隠れた名曲"GOOD-BYE SCHOOL DAYS"等、80年代更にサウンドとコーラス・ワークは洗練され、お洒落でキャッチーな魅力にコンテンポラリーなジャズ要素を加えた名盤アルバム。