《ACCA13区监察课》一番动漫频道202001(蛋蛋老师ACJP)
第11話13:47—19:37 (ACCA本部) グルス:失礼します。みんな早いな… ロクステッラ:近いからって、悠長すぎなんじゃないですか。グルス局員。 グルス:まだ来てないのは…ウォーブラーさんとパルスとエイダーか。 モズ:ハレ区もファーマス区も遠いもんね。 サンドパイパー:スイツは出るのに時間がかかるんだよ。 グルス:おっ、髪が伸びてる! パルス:お疲れ様でーす。 エイダー:お疲れ様です。 グルス:おっ! モズ:パルス!エイダーも! パッサー:ちょっと、エイダー!待ってたんだから!こっちこっち! エイダー:何ですか? アトリ:エイダーって副課長に片思い中なの? エイダー:え?ちっ、ちがいま… ケリ:もういいじゃない?ごまかさなくて… モズ:わざわざ会いに来たじゃない? エイダー:確かに…あの時はそうだったんですけど…その…今は…あの… ダンリン:女子は恋バナが好きだな。 カナリー:かわいいですね。 女子たち:えぇ!?グルス局員と付き合ってるの!? グルス:あっ! エイダー:その…いろいろ相談に乗ってくれて…そうこうしてるうちに…はい。 パッサー:バードンとファーマスって超遠距離じゃん! サンドパイパー:へっへぇ、隅に置けないね!グルス局員。 グルス:いや…次の任地交代で少しでも近くなるといいんだけど… ファルコ:任地交代というと、副課長の位置がそろそろ空くんじゃない?そしたらウォーブラーが副課長だ。おそらくリーダーのメンツにも動きがある。降格とかね…クーデターも起こるし… モズ:だめだよ!口にしちゃ。 ファルコ:え?でも起こるんでしょ? ケリ:それはそうだけどさぁ… ウォーブラー:何の話だ?クーデター? ファルコ:ほら、スイツはね…情報に疎くなっちゃうんだよ。ウォーブラー無理なんじゃない?次の副課長。 サンドパイパー:へぇ…じゃ俺か!一番頭いいし。 ウォーブラー:ノット、クーデターってなんのことだ?ACCAがクーデターを!? ノット:はい。混乱を避けるために、ACCAが全区と結託して行うんです。 ウォーブラー:ちょっと待って!何の目的で? ノット:ACCAを守るために…ということのようです。即位したらACCA解体を公言するシュヴァーン王子を相手に、クーデターを成功させて、その即位を阻止する。ACCAが残れば、国民の生活も守られる。理由や名目はそんな感じですね。 ウォーブラー:それがどうしてクーデターなんて飛んだ発想になるんだ。おかしいと思わないのか!? 課長:ウォーブラー君、ちょっといいかい? ウォーブラー:課長。 課長:この件に関しては、5長官と本部長が決定なさったことなんだ。この先起こるであろうクーデター、ならばACCAが舵を取り、混乱を招かずにすむようにとのお考えのことに… ウォーブラー:起こるであろう?ありえない!13区それぞれ不満はあるだろうが、ドーワー家に統治されていることによる恩恵の方が大きいと考えるはずだ!ACCAの解体だって、あの王子が言っているだけなんですよ!愚君になっても、あれが暴君になれますか?枢機院の言いなりになるのが関の山だ。ドーワー王家は自分達の力がどの程度なのか分かっている!今さら制を敷いて、今の体制を崩す真似をするはずがありません。ACCAを守るという名目が通るとは思えない。 課長:なくならないとも言い切れない。そして、愚君ほど怖いものはない。己の首を絞めるようなことだって、平気でやってしまうからね。ACCAはやっはりなくてはならないんだよ。国民がそれを望んでいるんだ。 ウォーブラー:ACCAを特別視しすぎている。みんなおかしいですよ! (本部長室) モーヴ:近頃食パンを買いに行っていないようだな… ジーン:そうですね。各区から渡されたタバコは、クーデターに参加する意思表示だったようです。 モーヴ:13本…あったそうだな。5長官より知らされた。 ジーン:リーリウム長官にお伝えしました。 モーヴ:私より先にか…何を命じられた? ジーン:命じられたというか… モーヴ:わかった、報告はもういい。 ジーン:失礼します。 モーヴ:オータス、大丈夫だな? ジーン:えぇ。 (廊下) ジーン:ウォーブラー。 ウォーブラー:クーデター派は、あなたを次期国王に担ぎ上げるつもりということですね。国王の孫同士なら、不人気のシュバーン王子より、国民の誇りであるACCAに属するあなたの方が歓迎される。枢機院の横やりがなければ問題もない。クーデターは受け入れられるのでしょう。あなたは乗るんですね?玉座なんて興味ないでしょ。ACCAのためですか?バカらしくないですか? ジーン:俺のあとは、やっぱり君に任せたいな。ただ、あともう少しかな。あの王子は、本当に困った王子なんだよね。