《春宵苦短,前进吧少女》一番动漫频道201912(蛋蛋老师ACJP)

文章摘自《一番日本语》杂志 64:05―71:31 (先輩の自宅) 先輩:コッホコッホ…気が付けば、私は風邪を引いていた。何気なく病状をつぶやいてみたが、誰からも反応はない。夜が深いせいか、皆さん私と関わり合いになるのが嫌なのか…一晩でいくつも季節をめぐったか如くグタグタになり、今こうして万年床で一人である。ひとりある身はなんとしょう?ひとりある身はなんとしょう! (羽貫の自宅) 羽貫:玉子酒は玉子と砂糖抜きでね。 乙女:それはだめです。 樋口:精神が弛んでおるから風邪を引くのだ。私を見たまえ。 羽貫:樋口君が風邪を引かないのはバカだからよ。見舞いに来てくれたのは正直ちょっと嬉しいんだけど… 樋口:飯づるに寝込まれると私まで餓死してしまうからな。とはいえ、私では役に立たん。彼女がいてよかったよ。 羽貫:意外とおいしいのう。みんなは元気か? 乙女:皆さん風邪を引きまくってるようで、町中の人がどこかへ行ってしまったようです。 羽貫:あんたそんな格好でよく元気ね。 樋口:風邪など潤肺露があればたちどころなのだがな。それはかつて結核の治療にも用いられた幻の妙薬で、水飴の如く巻き取って、ひと舐めするごとに熱は下がり、総身に力が漲るというものだ。そうだ。李白さんなら持ってるはずだ。これは儲け話になるかも。 (コンビニ) パンツ総番長:あーあーあああー… 乙女:パンツ総番長さん! パンツ総番長:いや…もうパンツは新しくしたんだが… 乙女:大丈夫ですか? パンツ総番長:紀子君も風邪がひどくて、お見舞い…コッホコッホ… 乙女:共倒れになります。私もお伴します。 (紀子の自宅) パンツ総番長:風邪にはこれだよ。コーラに含まれる秘密の成分が風邪によく効いて、生姜を加えることで、さらに効能が高くなる。 紀子:おいしい。 乙女:母から教わった玉子酒です。パンツさんには申し訳ないので、内緒にしておいてください。 紀子:わざわざありがとう。っていうか、半袖じゃあなた風邪引いちゃう。何か着て帰って。 乙女:大丈夫です。 紀子:だめ。 乙女:そのクッション丸くてかわいいですね。 紀子:いくつも買っちゃうのよね。抱くと気持ちいいし、遊べるの。玉子酒、私にだけじゃもったいないな。事務局長に持ってってくれない?彼はひとりだから心細いんじゃないかな。 乙女:承知しました。 パンツ総番長:生姜コーラも持って行ってやってくれ。 (事務局長の自宅) 事務局長:わざわざすまなかったね。ご覧の通り、人望で生き埋めになりそうだよ。 乙女:ずいぶんたくさんの方が来られたんですね。 事務局長:ありとあらゆるサークルに、ミュージカルライブで新のファンもついた。だから私に心配はご無用。しかし、見舞いに来てくれた大勢の人に風邪をうつしてしまったようで、心苦しいよ。それより心配なのは閨房調査団の先輩、東堂さんなんだけど、娘さんも寄り付かないで、一人で寝込んでいたら、寂しいんだろうな。 乙女:行ってみます。 事務局長:ほんと?あそこにリンゴがある。持って行ってくれないかな?風邪にはやっぱりリンゴだから。 乙女:はい! 事務局長:昨年竜巻きに攫われたけど、今年は豊作だったようだ。帽子もたくさんもらったから、一つ持って行って。君は耳が寒そうだから。あいつとはその後どうなった?君がよく会う先輩、偏屈王を乗っ取ろうとした… 乙女:あれはたまたま通りかかられただけです。 事務局長:よく言うな。あんなの舞台ジャックじゃないか。彼とは友達なんだが、彼のあんな必死な姿初めて見たよ。君にはわからないかな。君はどんどん進んで行くから、なかなか誰も追いつけない。なのに何度も通りかかるやつって、おかしいと思わない? 乙女:私は今までオモチロイことに無我夢中。足の向くまま歩いてきました。特に男女の駆け引きにまつわる鍛錬などは怠ってきましたから。相手の気持ちを慮ることはおろか、綿菓子のようにフワフワな自分の気持ちを捕まえることすら容易ではありません。しかし、先輩にハリボテの上から抱きしめられたことを思い出すと、なにやらボーっとして、緋鯉をぎゅーっとしたくなるのも事実です。 先輩:あれは本当にあった出来事だろうか、すべては私の妄想ではなかったか… (東堂の自宅) 東堂:君がなんでこんなところまで。 乙女:学園祭事務局長から教えていただきました。 東堂:あいつ怒ってたろう。俺から風邪もらって。 乙女:自分のことより心配されていましたよ。 東堂:娘が見舞いに来てくれたんだが、うつしちゃって、旦那と向こうの親にもうつしちまったらしい。これじゃ君にまでうつしかねない。 乙女:私は風邪の神様に嫌われてます。 東堂:まったく。君には世話になってばっかりだ。古本市で絵本を手に入れようとしていた学生さん、先輩なの?「ラ・タ・タ・タム」というちんけな絵本を彼はなぜだか必死で手に入れようとしたらしい。あれほど俺は春本を頼んだのに。まあ、結局後で手に入ったからいいけどね。元はといえば、俺の風邪は李白さんからうつされたんだ。あの人飲み比べの時にはもう風邪を引いていて、今はさらにこじらせているらしいよ。 (駅前) 羽貫:おぉっ、なんで町がこんなにひっそりしてんの? 乙女:風邪が辻斬りのように人々を襲ってるようです。 羽貫:私が寝込んでるうちに世界が滅びたかと思ったよ。驚かないでね!樋口君が風邪で倒れたの。 (樋口の自宅) 樋口:李白さんのお見舞いに行こうとしたのだか、近づくほど風邪は容赦なく襲い掛かってきて目的を果たせないままあえなく敗北してしまった。これは生半可な風邪じゃない。今町中に蔓延しているのは李白風邪だ。 乙女:李白さんはどこに住んでいらっしゃるのですか? 樋口:宝ヶ池の寂しい場所にいつも電車を停めている。そこからどんどん風邪が湧き出している。彼の体に巣くった風邪の神は手下を生み出し、李白風邪を京都中に蔓延させている。このまま手をこまねいていては京都は李白さんと心中だ! 乙女:私が李白さんのところへお見舞いに行ってきます。 羽貫:樋口君だってこんなんだから、無理よ。 乙女:私は風邪の神様に仲間外れにされていると思っていたのですが、これもご縁のようです。私は李白さんに会って伝えねばならぬことがあります。

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