Flipper's Guitar
1stアルバムは全曲英語による歌詞という当時としては極めて異例の挑戦的なものだった。2ndアルバムはある程度聴衆に歩み寄り全曲日本語詞となる。1st、2ndアルバムは、アズテック・カメラ、スタイル・カウンシル、ヘアカット100、モノクローム・セットを彷彿とさせるいわゆるネオアコ、ギターポップ、フレンチに属する楽曲に仕上がっている。しかし、3rdアルバムはトレンドフォロワー的な傾向が強く、ビーチ・ボーイズやプライマル・スクリームなど、当時の流行を積極的に取り入れたものとなっており、また当時のイギリスなどに見られたレイヴ・カルチャー、シューゲイザーの影響も色濃く反映された音に仕上がっている。 因みに主なアルバムジャケットはアートディレクター・映像ディレクターの信藤三雄によるものである。